日本の小学校に入学する

日本の公立小学校に短期入学する方法。

日本の公立小学校に短期入学する方法。

海外在住の日本人の皆様、お子様は何語を話していますか?
私の子供は、2-3歳ぐらいまで、ほぼドイツ語ネイティブな感じでした。

原因は、私が日本語を教えるのが億劫だったり、ドイツ人のママ友と遊んでばかりで
毎日ドイツ語しか使っていなかった。
など、
なかなか日本語を話す機会が無いのが理由でした。

ぶっちゃけると、まぁ、めんどくさかったのです。

しかし、仕事柄、日本とドイツを頻繁に行ったり来たりする筆者、
子供も一緒に日本に長期滞在しながら働けたらいいのになぁー、と思い、
調べると、
こんな一文を見つけました

日本に将来住む可能性のある子は、日本の公立小学校に入学という制度を使える
場合もあります。
これは教育委員会の裁量によるものだそうです。

参照サイト

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日本で体験入学方法

1. まずは、滞在する場所から近い学校/もしくは、ゆかりのある、小学校に電話します。

まずは、通いたい小学校に電話します。
私の場合、現地でいわゆるモデル校として、色々取り組んでいる、
意識の高い小学校様を選ばせていただきました。

私「現在ドイツ在住だが、将来日本に帰国するかもしれないので、子供に日本の小学校を体験させたいのですが、短期(例えば1か月)の入学は可能でしょうか?」

と電話したところ、
教頭先生「体験入学は2パターンある、どちらにしますか?」 と聞かれます。

1. 日本の住民票なしで「体験入学」として通う。
2. 【要転入】学区内在住(住民登録要)で、実際の就学として通う。

私は迷わず1を選びました。 一度帰国することで、失うものが多いので、、(ドイツに住んで10年でもらえるジャパンレールパスの購入権や、免税のベネフィットがある。)

2の場合、日本に一度、”帰る”ことになりますので、転校生として、教科書などもらえますが、
住民票を入れることで、健康保険、諸々 手続きが、必要になり、さらに、住所から、学校が指定されるので、選べなくなります。

2. 小学校にOKをもらたら、該当する市の教育委員会に電話する

ちなみに、私は三重県津市の教育委員会に電話したところ。(県ではないです、市です!)
「毎年、2-3人は必ずいますよー、小学校に直接電話して、OKもらえれば全然OKです。」
とのことでした。
ので順番は、どちらが先でもいいですが、

・滞在する県の教育委員会
・行きたい小学校

上記2本の電話を入れてください。

田舎の三重県でもOKが出たので、大体大丈夫だとは思います。また皆さんの結果も教えてください。
次日本に帰国したら、全都道府県を電話で調査してみようと思います💛

学校で使う教科書やジャージについて

教科書に関しては、住民票を入れないので、現地ではもらえません。
デュッセルドルフの領事館/もしくは、日本語学校などから、無償で配布していただけますので
領事館サイトよりご確認ください

あとは、ジャージや、おはじきなどの備品など、購入が必要です(トータル6万ぐらい)。
出来れば、知り合いのお古などをもらえるように、根回ししておきましょう。

ドイツ側の学校を休む

日本で体験入学をしている間、ドイツ側の小学校を休むことが必要になります。
これに関しては、ずる休みなどせずに、堂々と、証明書を取りましょう。
手順は以下が一番早く取得できる方法かな。と思います。

1.日本側の学校に、通学証明を作ってもらう。
2.担任の先生に 日本で語学を学ばせるために、日本の学校に1か月通わせたいと伝える。OKの場合
3.学長(Rektor)に日本の通学証明と、諸々をメールする。(学長か他の担当か?は担任に聞くのがBetter
4.Rektorから 学校や済んでいいよの証明の用紙がもらえる。

1.について、私の作成したひな型です、良かったらご利用ください。

通学証明の 英語/日本語対訳の必要内容などPDF
・日程・名前・住所・通う学校の名前と、サインの箇所があればいいかなと思います。

2.について 担任の先生は、話す機会が無ければ、Emailなどで速めにコンタクトを取っておくのがいいと思います。

4. こんな証明書がもらえます。
ドイツの学校休学届
これをもって空港に行けば、学校を休んでいても、ペナルティなど無しです。

日本であう差別

日本の小学校に3週間通った、うちの娘、
たったの3週間の滞在で 日本の差別の洗礼をうけました。
同じクラスの子に「ドイツ人はドイツへ帰れ!」
と言われたらしいです。
本人は、ケロッとしていて「もうすぐ帰るよ。だけど、それは自分で決めることだから。」
って普通に返したらしいです。

が、私から見ると、ドイツに住んで9年間「日本人は日本へ帰れ!」などと言われたことはゼロです。
それがたったの3週間の日本滞在で起りました。

これって怖いことだと思いませんか?

そもそも円も弱く、人口も減り、客観的にみると、経済的減退に向かっている国の子供が
差別的で、内にこもるような、考えのままである。ということが。

ですので、担任の先生と相談させていただき、体育館でスピーチさせていただきました。

「日本人で、ドイツ人」
というタイトルで、世界の人は国籍って一つじゃない人もいるし。
日本って、世界地図の中ではここなんだよ。
ドイツって、こんなイベントがあるよ。
と、まずは知ってもらう目的で。。

こういった取り組みは、毎年、体験入学をするたびにやらせていただければと、考えています。

小学生たちのキラキラした目と、好奇心をネガティブな”差別”へ向けさせないためにも
自分と違う人を知る・受け入れる 感覚は、低学年のうち、価値観がまだ固まっていない時期からこそ、必要だと感じた、滞在でした。

日本の小学校で国籍などについてスピーチ。

以上、日本で小学校に短期で通わせる、まとめ記事でした。
そこまで、時間も、パワーもとれない。。という方は是非以下のリンクをご参照ください。

デュッセルドルフ 日本語を学べる学校リンク集

筆者の住むデュッセルドルフでは日本語学校は2校あり、幼稚園も無数にあり、
その気になれば、”ドイツに居ながら日本語教育を子供に受けさせること” は可能です。

デュッセルドルフにある日本人学校

デュッセルドルフ日本人学校
Japanische Internationale Schule e.V. in Düsseldorf

オーバーカッセルにある日本人学校。
日本と同じカリキュラムで、同等の教育が受けられます。
土曜日だけ通う補習校もアリ、平日は現地校、土曜日は補習校で頑張る子を応援します。

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