味噌の作り方

味噌の作り方と 材料計算ツール – 麹多めも少な目も自由自在

味噌の作り方 材料計算ツール – 麹多めも少な目も自由自在

毎日 手作りの味噌汁を飲んで、健康になってみませんか?

海外在住の筆者が、毎日味噌汁を飲みたい!思いから、味噌の材料計算ツールを作成しました。

自分で手作り味噌を作れるようになると、
材料にこだわって、海外在住の日本人のアナタも、毎日味噌汁が飲めます。わざわざ日本から取り寄せなくても、海外でお好きな味噌が飲みたい放題!

麹多め・麹少な目など 計算ツールで自在に材料を調整したい。
味噌汁を毎日飲みたい。
有機味噌汁が飲みたい。
味噌の作り方
12か月熟成させた味噌
味噌の作り方海外
仕込みたての味噌

贅沢な自作の生米麹で作る、味噌の作り方と材料計算ツールをご紹介します。
以前の記事・・・海外生活ライフハックでお伝えしたヨーグルトメーカーで簡単に作れる、米麹の作り方も併せてごらんください。

米麹の作り方海外編

米麹(米こうじ)の作り方♪ ヨーグルトメーカーで海外生活9年目突入の麹マニアな私が、生の米麹(米こうじ)を、シンプルな道具で作る方法をお伝えします。米麹を作るときの最大のポイントは、温度調節。 温度の設定が簡[…]

米麹 作り方
上記の米麹の記事を読んで、米麹作りに成功した人は、生米麹で味噌を作ってみましょう。

自家製味噌は海外にいても、カンタンに作れます。

必要な材料はたったのこれだけ!!そして混ぜて寝かせるだけです。

材料

・生の米麹
・大豆
・塩
・殺菌用のハードリカー

1Kgパックの生米で米麹を作ると、大体1300gの米麹が出来上がります。 ここに乾燥大豆がどのぐらい必要なのか?は下の計算機で計算してみて!
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生麹から計算する、必要な乾燥大豆の量計算機

各材料のグラムは、生の米麹を基に計算します。 下の計算機で、辛口、甘口、それぞれに応じた、乾燥大豆の量を計算しましょう。

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ちなみに1カップの乾燥大豆は130グラム程度です。すなわち、600グラムの乾燥大豆は約 4.5カップ。

米麹と大豆の配合一覧表

甘口・中辛・辛口麹の量大豆の量(乾燥大豆)塩の量出来上がり味噌量
辛口味噌麹の量 394g大豆の量 500g塩の量 181.61g出来上がり味噌量 1575.61g
辛口味噌麹の量 788g大豆の量 1000g塩の量 362.44g出来上がり味噌量 3150.44g
中辛味噌麹の量 770g大豆の量 500g塩の量 230g出来上がり味噌量 2000g
中辛味噌麹の量 1540g大豆の量 1000g塩の量 460g出来上がり味噌量 4000g
甘口味噌麹の量 1000g大豆の量 500g塩の量 260g出来上がり味噌量 2260g

大豆はゆでると大体二倍の重さになります、しかし、大豆をゆでてお試しで食べたりしている場合に若干大豆の量が減ることも。多めに乾燥大豆をゆでてもいいと思います。

そして、ゆでた大豆と、米麹の総重量がわかったら、次は塩の量を決定します。

この塩の量も10%から13%と幅がありますが、味噌作り初心者さんには13%がおすすめ!

塩が多いほうが、カビなどを防ぐ効果が高いためです。

塩に関連したドイツ語

精製されていなくて、漂白されていなくて、ヨードの入っていないものが栄養素も高くおススメです。

ちなみに塩類自体は農産物ではないので、BIOのマークはありません。

ドイツ語日本語訳
Unraffiniert精製されていない
Ungebleicht無漂白
Unjodiertヨード添加無し
ohne Zusätze添加物なし

海外で味噌の作り方 1

塩の量計算機

手作り味噌を作り際の塩の量を計算出来るツールです。

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材料を計算したら、お次は味噌の作り方手順をお伝えします(^^♪

海外で味噌の作り方 2

味噌の作り方

生米麹と大豆と塩だけで作る、海外での味噌の作り方です。

味噌作り道具

  • 圧力なべ
  • 大きなボウル
  • 味噌を入れる容器

味噌作り材料

  • 1200 g 生の米麹
  • 650 g 乾燥大豆
  • 299 g 塩 (精製されていないもの)
  1. 大豆を一晩水につけておきます
  2. 一晩漬けた大豆を、一度ゆでアクを出します。ひとにたちしたら、一度ざるに開けて洗います。
  3. ざるにあけた大豆を、もう一度圧力鍋に戻し、20分ほど圧をかけます。
  4. 大豆の柔らかさをCheck.簡単に指でつぶれる程度の固さになったら、大豆をつぶします。少しの力でカンタンにつぶれるぐらいがベスト。
  5. 米麹に、塩を混ぜます。一粒一粒に、塩がちゃんと行きわたるように、、、
  6. つぶした大豆と、塩米麴を混ぜます。この時、米麹が、大豆の水を吸いますので、あまりぱさぱさになり始めたら、大豆の煮汁を加えます。子供の手には沢山の乳酸菌が居るらしいです。是非味噌コネコネのお手伝いをお願いしてみましょう💛
  7. よく混ざったら、アルコール消毒した容器に、玉状にした味噌を詰めていきます。空気が入らないように、上から圧力をかけながら入れていきます。
  8. 詰め終わったら、最後にサランラップや、出来上がっている味噌などで、蓋をします。空気に触れないようにすることで、カビが生えるのを防ぎます。
  9. 最初の1か月は涼しめの15度以下の場所で、乳酸菌を増やします。ヨーロッパだと、ガーデンや、バルコニーが良いですね。1か月たったら、部屋の中の温度15度以上の場所で発酵させます。ケラーが同じフロアーにある人は、そこに置いて、たまに様子を見に行くのもいいですね。
  10. 最短で6か月ぐらい、長くて1年~ もしくは好きなだけ!の長さ発酵させて、オリジナル味噌の完成。表面にカビが生えていても、その個所を削ってしまえば、他の部分は食せます。

作りやすい分量で作成しました

米1Kgのパックで作った米麹が1200gになるので、それを基準にした、味噌のレシピを作成してみました。2.6 Kg 程度の味噌が出来上がる予定です。

味噌の重しをすると、たまりが出来やすく、圧力で密閉することでカビ防止にもなるので、おススメです。 無しで、サランラップのみでもOKです。

海外で味噌の作り方 3

アルコールでの除菌について

アルコールで除菌することで、不要な菌が培養されるのを防ぎます。

海外に住んでいる人は日本の本にあるような、焼酎で除菌!などが難しいです
そこで、各国のローカルアルコール度数が40パーセント前後の高いアルコールで除菌するのがおすすめです。

ロシアでは Vodkaウォッカ40 %、ドイツでは Doppelkorn ドッペルコーン38 %

などなど。。。

Doppelkorn ドッペルコーン
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アルコール除菌におススメ香りも味も癖がなく、邪魔にならないアルコール Doppelkorn(ドッペルコーン)

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海外で味噌の作り方 4

味噌を仕込む容器について

日本にあるような大きな味噌の仕込み容器は、かいがいにすんでいると、なかなか見つかりません。
私が愛用中の、Weck 2.7 L グラスは除菌もしやすく、手に入りやすく、ぴったりです。

Weck 2.7リットル 公式サイト
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Weckのオフィシャルサイトでは 2.7 Lチューリップ型が 4つで 10ユーロ程度でした。
金具やパッキンは別売り。

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AMAZONでの Weck 2.7L 販売店
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Amazonではゴムと金具のセットが。この店で売っていました。

18ユーロと少し高めですが、アマゾンユーザーならばこちらのほうが便利。

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味噌に使用する大豆について

日本の乾燥大豆よりも、ドイツの乾燥大豆は、若干形が不ぞろいだったりします。
しかし
大豆は、つぶしてしまうものなので、若干形が悪いものなどでもOK。
私はわりと大豆の形が安定している、ラプンツェルのBIO大豆を使用しています。

Rapunzel Bio Sojabohnen (6 x 500 gr)
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ビオ大豆 500gの6パック入りで、22.3ユーロ。
各Bioスーパーマーケットで売られていますが、在庫切れな場合も多いので、大量に必要な場合はオンラインで頼んだ方が◎

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海外で味噌の作り方 5

味噌の作り方 @ 海外 まとめ

海外での味噌の仕込み方まとめ記事、いかがでしたでしょうか?

海外で味噌作り

左は11か月熟成味噌、右は10か月熟成味噌です。
日本を離れて海外で暮らす人向けの、コストパフォーマンスがよくて、100%混じりけの無い、大豆と米麹から自分で作る、味噌作りの方法をお伝えしました。

細かく作り方をを記載していますが、実際は、大豆を煮てつぶして混ぜるだけ!

大雑把な人ほど味噌は上手にできるらしいので、材料だけ計量したら、あとは混ぜるだけ!と、気軽に挑戦してみてはいかがでしょうか。

味噌作りをする時期は11月 – 3月頃の冬仕込みの味噌が良いらしいです。

米麹から作りたい人は、前回の記事をご覧ください。

米麹の作り方

米麹(米こうじ)の作り方♪ ヨーグルトメーカーで海外生活9年目突入の麹マニアな私が、生の米麹(米こうじ)を、シンプルな道具で作る方法をお伝えします。米麹を作るときの最大のポイントは、温度調節。 温度の設定が簡[…]

米麹 作り方
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